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Novel ストーリー【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 夏樹の物語】

Chapter23 『温度差』 23-12


「・・早く・・!」

「お願い・・!」

(静乃は、夏樹と少女の2人を、見失ったと同時に。
緊急メールを主要な、複数の相手に送信していた。)

ピピッ

「はっ!」

(すぐにVIPとその執事たちからほぼ同時に
短い返信を受け取った。)

ピッ

「・・。」

(次に、政府からの。 短い返信を受け取った。)

「・・『報告、無用。』・・か。」

キィッ

(静乃は、データで菖蒲を誘導した後。)

(静かに席をたち。
ヘッドフォンを外した。)

(先のメールを受けた時に。 2人はもう大丈夫だと、確信していた。)

「・・何なの。」

「この温度差は?」

(静乃は、パソコンのデスクトップに映し出された、FOTの紋章を見つめた後、



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