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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】
Chapter79 『太陽と月(太陽)』 79-23
「よかった〜v “次元の扉”を越えた者は、記憶を無くすと。
聞いていましたからっ。 きっと、忘れてしまっているだろうと
思ったんです!」
「そんなことになったら・・; ピュア、悲しくて泣いちゃいます・・;;」
(言うと、少女はドレスのポケットから、手のひらに乗る小さな
棒を取り出し。 ソラの目の前で、囁いた。)
「《闇の力を秘めし鍵》よ。 我に力を。」
キュキュッ ポンッ!
『んおっ・・!?』
(瞬きするソラの目の前で。)
(小さな棒は、少女の手のひらの中で回転し、大きな魔法のステッキに姿を変えた。)
「どうです?v ソラさまっ!」
「ピュアは完全にv 《闇の魔術》を、習得しましたよっ。」
「ソラさまは、できるようになりましたか?v でもっ、《光の魔術》もまともに
使えなかったのですからっ/// 反対魔法が出来るかなんてっ、ピュアは心配です・・;」
「ですがっ、ソラさまっ!」
「《闇の魔女の力》が注がれた今・・。 通用するのはっ、これしかありませんようっ!」
「剣術だけでは、通用しませんっ。 ソラさまっ、ふぁいとです!v」
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