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Voice ストーリー【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 夏樹の物語】

Chapter35『遮るもの』 35-5


蒲公英「・・ほんとに?」

数馬「ほんと!」

「そのバッチは、そーいう意味だよっ。」

(数馬は、カラフルな服に付いた、いくつものバッチをカチャカチャと鳴らしながら。
元気良く。 蒲公英の胸元のピンバッチを真っ直ぐに指さした。)

数馬「それを付けてれば、みんなが助けてくれるっ。」

「お前、ちっこいからな〜。 すぐに闇にくわれちゃいそう・・。

いいか! ちびのことは、しかたね〜から。

このオレが守ってやるからなっ!」

蒲公英「うん!」

(蒲公英は、笑顔で頷いた。)

***







『遮るもの』
part of Chapter35

Fragment of Time・・・時の欠片の道しるべ



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