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Voice 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】
Chapter79 『太陽と月(太陽)』 79-20
(ソラは、またいつもの帰り道。 夕暮れの、住宅街を歩いていた。)
(あの日の出来事が気に掛かり、つい。 手掛かりになるあの人物を、
探そうと、校内を見たが。)
(思い当たる人は居なかった。)
ソラ「はぁ〜っ。」
(相変わらず、虚しい無力感が、時折ソラを襲い。 何も出来ずに居る自分に、
訳もなく、腹が立った。)
ソラ「なんか手掛かりがね〜かな?」
「この状況が、わかるやつ! 誰でもいいから来いよ・・。」
(ソラは、水色の髪を掻き上げ。 空を睨んだ。)
ソラ「俺の思い過ごしならいい。 だけど・・。 何かがおかしい。」
『この状況が、わかるやつ。 誰でもいいから来い・・。』
『そんなことを思ったことを。』
『俺は、即座に。 後悔した。』
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