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Voice 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】
Chapter79 『太陽と月（太陽）』 79-26
ピュア「《エアリエル・ライト・ソラ》」
「あなたになら出来ます。」
（ソラは瞬く、水色の瞳を開いた。 この、ありえない。 非現実的な少女と、
少女の語る話に、耳を傾け、大きく見開く瞳を輝かせた。）
ソラ「俺は、天野空だ。」
「まぁ、良い。」
「ピュアか？」
「どうせ暇だ、話しを聞こう。
もう少し、分かるように話せ。」
（ソラは落とした鞄を拾い、玄関へ上がった。）
（ピュアはたちまち笑顔になり、クリーム色の瞳を煌かせ満面の笑みで
頷いた。）
ピュア「はいっ！ｖ」
（後ろから付いてくるピュアに、ソラはビシッと足元を指さした。）
ソラ「お前っ！ さっきから土足じゃね〜かよっ；」
ピュア「えっ？」
（ピュアは小首をかしげ、嬉しそうにソラの後につき、のれんをくぐり、
台所に向かった。）
ソラ『何が何だか、俺には分からなかった。』
『だけど。 これだけは、間違いない。』
『何か、面白いことが、
起こり始めたんだ。』
『太陽と月（太陽）』
Chapter79 End
Fragment of Time・・・時の欠片の道しるべ
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