HOMEVoice
Voice 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】
Chapter80 『太陽と月(月)』 80-18
ピュア「んん〜っv はいですっ!v 飛んだほうが早いですね。
魔法とかv 羽根のある動物に乗るですよ。」
ソラ「マジか・・?」
ピュア「はいっv」
(ピュアは言うと、細かなレースの見える袖元をまくり。 少し気合いを入れる風に、
咳払いしてみせた。)
ピュア「(んんっv)」
ソラ「・・あ〜、あれだ。 実演しようとしてる?」
「もう昨日ので十分だから・・; お前が泡まみれにした俺の寝室・・。」
「さっきまで掃除してたの、さすがに俺。 忘れね〜。」
(ソラは脱力し。 あきれ顔で、水色の瞳を揺らした。)
ピュア「くすくすくすっv ピュア思い出しますv ソラさまとっ、お城でこっそり。
《闇の魔術》を練習したこと! ピュアが失敗するたびv ソラさまのせいに
しましたよねっ!」
(何やら思い出に浸っているらしいピュアをソラは、真顔で見た。)
ソラ「・・楽しくなさそうな思い出だなおい・・。 まったく覚えてね〜から。
腹も立たねーけど。」
「で、俺は何をすれば良い?」
『 次ページへ 』 『 前ページへ 』