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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】
Chapter100 『涙』 100-166
「お前らの力で。
出来んだろうが?」
(春人は、力強く男性陣を見つめ。 大きな薪をくべた。)
バキッ ゴオッ・・!
(燃える炎が、皆の決意を表していた。)
「ああ。」
(ソラは、水色の瞳に炎を宿し。 微笑んだ。)
「(んんっ)///」
(ミイがテントの向こうから、顔を出した。)
「ソラ。 そろそろいい?///」
(ソラは途端に顔を輝かせ。 キラキラした水色の瞳で、皆を見て。
夏樹を見た。)
「おおっ!!」
「いいぜ〜〜っ!!」
(突然、意気揚々と。 盛り上がりを見せるソラに。
夏樹は、隣で瞬いた。)
「・・何?」
(なぜか、自分以外の皆が。 にやにやと微笑んでいる。)
「・・?」
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