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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】
Chapter102 『8月1日(継承)』 102-106
「このエアリエル国で。 いや、世界中で。」
「“光の魔術”と“闇の魔術”両方に通じているのは、ピュア。」
「お前だけだと思うぜ。」
(ピュアは、誇らし気に、胸を張った。)
「ピュアは、エアリエル国王室、光の魔導師セナさまの弟子ですv」
「ですがっv/// セナさまの弟・・、闇の魔導師ザキさまに、一目惚れをして以来v」
「“闇の魔術”を学びました。」
「“想い”があれば、不可能はありませんですっv///」
(ピュアは、魔法の杖を鏡に向かい、掲げた。)
「ソラさまv ご武運をv///」
「《闇の力を秘めし鍵》よ。 我に力を。」
「《解き放て》・・!
《次元の大鏡》」
「幽閉されているザキさまと、この鏡を通して、話が出来ます。」
(放たれたクリーム色の魔法陣が。 鏡にぶつかり、光を散らした。)
キラキラキラッ・・!
(ソラは、慎重に鏡に近づき。 鏡の曇りが、煙のように渦を巻き、
ゆっくりと、晴れる様子を。 目を細め、見つめた。)
ゴウッ・・
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