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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】

Chapter105 『風と共に』 105-181


「作り物ではありません。」

「怪物の様な魔物も。」

(誠司は、真剣な表情を崩さず。 笑っていない。)

(マスコミの男性は、そんな誠司の表情を見て、唾を飲み込んだ。)

「あなたは、あの魔物に。」

「正面から立ち向かえますか。」

(誠司は、問い掛け。 再び画面を見つめた。)

「それらに立ち向かって来たのが、Fragment of Timeです。」

「風見市は、FOTと協力し。」

「これからも守ります。」

(誠司は、続けた。 マスコミは、驚き呆気に取られ、
静まった。)

「それでは、続いて、具体的な。

風見市の対応を、お伝え致します。」

「風見市は、外界に侵入された、政府により。

市の境界を、外部から閉鎖。」

「特殊部隊の監視下にあります。」

「これにより、市内は、混乱に陥っています。」

「風見市は、独自に。 正常な機能を保つ、政府と連携し。」



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