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Novel ストーリー【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 夏樹の物語】

Chapter26 『予感』 26-3


「夏樹の感じる、十分の一くらいかなぁ〜v」

「・・だとしたら、さっきのは

けっこう痛かったかもね。」

「だっ、ダメですっ!」

(メイは、洗濯物をカゴに投げ入れ。
まだ残りに、手を伸ばそうとしている千波の腕に
しがみついた。)

「だ〜いじょうぶよv メイちゃんv

夏樹なら、切り抜けるわ。」

「それに、聖がすぐに行ってくれるからv」

(メイは、両脇の三つ編みリングを揺らし、
小さな頭を振った。)

「違いますっ。」

「十分の一だって。

もしも、千波様に、何かあったら・・。

メイは・・。」

(メイは、両手で千波の腕をつかみ。
うつむいた。)

「聖様に、しかられてしまいます・・。」

(千波は、まるで妹に接するように。 メイの頭をそっと撫でた。)



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