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Novel ストーリー【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 夏樹の物語】

Chapter26 『予感』 26-7


学校生活をせず。 能力者に触れ。 普通の生活を、送らない様に
している気がしていた。)

「菖蒲さんは、お仕事ですけれど、千波様は・・。」

「くすくすっ。 菖蒲くんも、好きでやってるのよ。

わたしもそうv

メイちゃんがお料理も上手だってことは知ってるわv

でも、わたしも愛情を込めたいの。」

「お母さんの味みたいに。 心に残る様にv」

(千波は、メイと並んで。 リビングのソファーに座り。
風合いのある、少しゆがんだガラス窓から射し込む。 暖かな夕日の中で。
二人は、洗濯物をたたみ始めた。)

「お母さん。 ですか?」

(メイは興味を持って、振り向いた。)

「うん。」

「メイちゃんの場合は〜、静乃ちゃんってことに、

なるのかな?v」

『聖と、静乃ちゃんが創ったアンドロイドだからv』

「静乃さんが、お母さんですか!///」

(メイは、何だかほっこりした気分になり、洗濯物に顔をうずめた。)

「千波様は?」



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