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Novel ストーリー【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 夏樹の物語】

Chapter26 『予感』 26-6


「ほ〜らv 行くわよ。

メイちゃんv」

「あっ・・!」

(千波は、メイと半分こに、洗濯カゴを持ちあげた。)

「ふふっ。

2人の方が、楽でしょう?」

(千波とメイは、裏手の入口から。
広い洋館の中へ、戻った。)

トットッ

(メイは、千波から少し遅れ気味に歩き。
揺れる、カゴの上の洗濯物を見つめ。 まだ、納得できない様だ。)

「お姉ちゃんとしてはねv

夏樹に幸せになってもらいたいんだv」

(メイは、千波を見つめた。)

「でも、千波様。

夏樹様が、お仕事があって。 あまり・・、学校に専念できない

からといって、千波様が、家事をお引き受けにならなくとも。

良いと思うのです。 メイだって、がんばれますから。」

(メイは、千波が夏樹を気遣い。 能力者でない千波は、そう出来るのに、わざと



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