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Novel ストーリー【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 夏樹の物語】

Chapter28 『姉弟』 28-17


「夏樹。」

「お姉ちゃんは、いつでも応援しているからねv」

「無理はしないで。 風邪引かない様に、がんばるのよ。」

「うん。」

「あっ、でもv

毎日ご飯は作りに行ってあげるしv」

「お洗濯もしに行ってあげるからv」

(夏樹は、可笑しくなり、顔を上げた。)

「・・千波ちゃん。

今とあんまり、変わらないかもしれないな。」

(千波も微笑んだ。)

「それはそうよ!

聖だって、夏樹を一人にすると思ったら、

おおまちがいv よv」

(夏樹は、千波の言葉に、
少しだけぞっとした。)

「そうだよな。

あまり期待しないようにしよう。」



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