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Novel ストーリー【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 夏樹の物語】
Chapter33 『紺色の瞳』 33-13
[「もう一度、お嬢様って言われてみたいわ〜。」]
「あははっ。///」
(紫苑は思わず笑った。)
[「ああっ、笑ったわね。」]
[「わたしはいいから、紫苑はどうなのよ?」]
「え?」
[「チイは、彼氏が居るらしいし。」]
[「一緒に居るとこ、見た事ないけどね?」]
[「紫苑まで、内緒にしてるってわけじゃないでしょうね〜?」]
「ちっ、違うよっ。」
[「親友でしょ〜?」]
[「内緒とか、なしよ。 いつかチイにだって聞いちゃうんだから。」]
「佐織ちゃん〜。///」
[「紫苑は、どんな人が好きなの?」]
「う、うう〜ん・・。」
(紫苑は、丸いクッションを抱きしめた。)
(佐織の問いかけに。
深い、紺色の瞳が、紫苑の脳裏から離れなかった。)
「///。 わからない・・。///」
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