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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】

Chapter100 『涙』 100-135


(ソラは腰に手をやり、グッドサインを掲げた。)

「ソラさまっv ケーキも楽しみにしてますですっ♪///」

(ピュアは、可愛らしい花柄フレアレースのビキニを揺らし、ソラにこっそり
耳打ちした。)

「パティシエ・ソラにまかせなさい!」

(ソラはポーズを決め、おじぎすると。 ピュアに小声で囁いた。)

「(春人先輩に頼んで、ホテルのキッチン借りてるからな。)」

グッ・・! グッ・・!

(二人は、グッドサインを交わした。)

「ちょっと駆っ! いつまでやってんのよっ!」

(駆は、巨大な水鉄砲を持ち出し、まだ皆に向かい、発射していた。)

「きゃぁっ///」

パシャシャッ・・!

(紫苑は水から逃げ、夏樹も笑っていた。)

「だってよ〜、紫苑ちゃんと夏樹が泳がねーんだもんっ。 遊ぼうぜっ!」

「ほらほら〜っ♪」

(駆は、冷たい水飛沫を皆にかけ、はしゃいでいた。)

『けど、皆に。』

『夏樹に会えた。』



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