HOMENovel

Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】

Chapter100 『涙』 100-4


(ピュアは、期待にクリーム色の目を輝かせ。 ミイを見た。)

「ソラさまとミイさまなら。 奇跡を起こせると。 ピュアは思いますです///v」

「エアリエル国の砂漠の海、“砂海” そこにある、異世界へつなぐ地上への扉が、

開きかけているということは。 光の魔導師セナさまの魔力も、

今よりこちらへ、届く可能性がありますv」

「今は、ソラさま・・/// ほとんど光の魔術を使えませんがっ///」

「“光の鍵”を目覚めさせるようにっv ピュア、光の魔術もっ!」

「ソラさまに特訓しますですっ!///」

(ミイは、笑顔になった。)

「///ふふっ・・。 ソラ、セナさまのこともっ、光の魔術も・・/// 苦手だもんねっ。」

(遠く、高い波を越えて泳いでゆく。 ソラの姿を見ながら。 ミイは笑った。)

「うん!」

「ソラは、やる気だと思う!///」

ザザンッ ザザザブーンッ!!

(青く、大きな波を背に、空を見て。 ソラは大きく、波をかき、泳いだ。)

ザザーン・・ッ

「あのばか・・。」

「・・嘘が、へたすぎるんだよ。」



『 次ページへ 』 『 前ページへ 』
このページのトップへ