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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】

Chapter101 『8月1日(懐古)』 101-207


「大丈夫よ。

遠くへ行ったりしない。

どんなことがあっても、お母さんもお父さんも

夏樹の傍にいるのよ。」

***

『そんな風に、僕も・・。』

『誰かに寄り添えるだろうか。』

(ソラが勢いよく、手を挙げた。)

「よ〜し! 皆!」

「行くぜ! 遊園地〜!」

(皆が飛び上がった。)

「はいです〜♪」

「おお〜!!」

(皆は、キャンプ場入口にある車に向かい。
ミイは、最後に残していた小物を手に、木のテーブルに
置かれた。 可愛らしいプレーヤーから、聞こえる声に手を止めた。)

[「天気予報です。 夏らしい青空が広がり、晴れて暑くなるところが多いですが。」]

[「午後から、雲が大きく発達し、猛暑日から一転、激しい雨に雷、

天気が急変する地域があるでしょう。」]



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