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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】

Chapter101 『8月1日(懐古)』 101-210


(ソラは、つんのめりそうになりながら、
ミイの手から、シャツをひっぱり。 後ろに向かって、訴えた。)

「おわっ!/// 俺だって・・!」

「こんな時くれー、王子気分味わいてー!!///;」

(二人が盛り上がる様子を見て、紫苑は笑った。)

「ふふっ。」

(夏樹は手を差し出し、紫苑を席へ誘った。)

「どうぞ。」

(紫苑は頬を染め。 躊躇いがちに、そっと夏樹の手を取った。)

「ありがとう。」

キイッ

(柔らかなクッションに包まれ。 心地良い座席で、
ピュアと千波はくつろぎ。 出発を待っていた。)

「ピュアちゃんv 遊園地に、メリーゴーランドっていうのがあるの。」

「とっても可愛くて。 ロマンチックよv」

(ピュアは目を輝かせた。)

「うわぁ〜/// 乗るですっ!」

(ミイはウキウキして、付け加えた。)

「観覧車もあるよ♪」



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