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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】

Chapter101 『8月1日(懐古)』 101-67


「どうしよう/// ソラくんっ! 夏樹くんがっ///;」

(紫苑は、慌てて夏樹を抱きしめた。)

(身体は冷たく、氷の様だが。 見ると、汗をかいている。)

「夏樹様・・。」

(菖蒲は近づき、その様子を見て、察した。)

「湯あたりです。」

(菖蒲は、紫苑と夏樹の身体を支え。 足湯から出すと。
ぱたぱたと、主人の顔を手で仰いだ。)

「!」

「まじか・・っ!///」

「足湯で・・?」

(ソラと駆、春人は顔を見合わせ。)

(途端に吹き出した。)

「あっはっはっ///」

「ぷはっ。」

「くっくっくっ。」

(ソラは、嬉しいのと混じり、涙目になりながら笑った。)

「ったく、ここぞって時に。 おもしれ〜やつ!///」



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