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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】

Chapter102 『8月1日(継承)』 102-135


(ミイの表情は輝き、ソラの腕を抱いた。 指さす夜空に、
眩い、花火が。 花開く。)

「ああ〜〜っ!/// ソラ、綺麗っ!」

ドーンッ

(海岸から打ち上がる花火は、大きく。 皆の頭上に、鮮やかに開いた。)

「すげーっ。」

(水色の瞳は、輝いた。)

(花火は、音楽とコラボレーションするものだった。 大きな花火の音に、
重なる、心揺さぶられる音楽。)

(強くなる雨に、消えることのない熱気に包まれる。)

『ここに居てもいいと、言ってくれた。』

(大きくなる、雨粒が。 深い紺色の髪を、白い肌を濡らす。 感動に包まれ、
立つ紫苑の赤らむ頬に、ベージュ色の髪に、滴が流れたが、もう濡れることも気にならず。
二人は、熱く、燃えるような心を抱き。 雨に、燃え立つ、
鮮やかな花火を見つめ。 濡れる身体で、強く手を取り合った。)

『僕は、あなたと。

あなたの残した、FOTの皆のことを想おう。』

『そして、あなたが導いてくれた。

僕の友。

そして、君のことを。』



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