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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】

Chapter102 『8月1日(継承)』 102-264


(ソラは、瞬時に、魔法で障壁を創り出し、魔物を捕らえようとしたが、
魔物の巨体は、魔法を跳ね除け。 ソラを弾き飛ばした。)

ドウンッ・・!

(フェルゼンは、その隙に、空間扉の向こうへ消えた。)

「待て・・っ!」

「!」

(フェルゼンは、FOTの結界を難なく通り抜け。 代わりに姿を現す人物が居る。)

「聖!」

(入れ替わりに、姿を現した、人物に。 ソラは、驚愕した。)

「フェルゼンと、組んでいるのか?」

「何をしてる!」

「早く、結界を閉ざせ。 このままじゃ、魔物が! 闇が、

街の中に!」

「人々を、傷つける!」

「何をしたか。 分かってんのか、てめぇ。」

「青葉が、死んだ。」

「これ以上、罪を重ねるな!」

「“欠片”を集める為だなんて、言わせねー!」



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