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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】

Chapter103 『四神』 103-4


【直に、君を迎えに来る。】

(青年の、輝く瞳に。 夏樹は息を飲んだ。)

「・・、死ぬってこと・・?」

(夏樹は、青年を睨み、眉根を寄せた。)

【くっ、くっ。】

(夏樹は、青年が、自分と同じく。 生と死の狭間に生き。
無限の時間を生きる、呪いに掛けられているのではないかと
感じた。)

(青年は、笑いながら膝を突き、輝く瞳で、
夏樹を覗いた。)

【いいや。】

【君の心が、それを望んでいないから。】

(青年は、美しく輝く砂を纏い、笑った。)

【粒樹が、居ない間。】

【僕が君の傍に居よう。】

【僕は、物語の住人。】

(夏樹は、警戒を解き。 大きな、紺色の瞳で瞬いた。)

「・・物語・・?」

(青年は、微笑み、夏樹に手を伸ばした。)



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