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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】
Chapter104 『風の声』 104-173
(湊吾の隣に翼が立ち。
赤城に銃口を向けていた。)
(翼の部下たちは、一斉に。
赤城と、赤城の部下を取り囲み。)
(全員が手にした銃口が、赤城に向いた。)
「ああ?」
「お前。」
「誰に、銃を向けた。」
(翼は、
気分を害したように、
赤城を睨みつけ。)
(サングラスの奥の鋭い目が。
にやりと笑い。)
(倒れたままの、赤城の胸に。
膝を突くと。)
(その頬に、拳銃を押し付け。
覗き込んだ。)
「ここに居られるは。」
「隣国の“女王”だ。」
「“横濱”の命に背き。」
「生きて帰れると、思うなよ。」
がチリッ
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