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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】

Chapter104 『風の声』 104-178


「「おおおーー!!!」」

(こうなっては、返り討ちを覚悟で、
赤城の部下は、牙をむいた。)

ガチャッ ガチャチャッ

(部下の幾人かは、銃を隠し持っていた。)

(一斉に、警察と。 翼の組織に向かい、
赤城の部下が、銃を引き抜く。)

「おりゃ〜!!」

ガシャーンッ

(同時に、ナイフを持つ者たちが、
翼や、湊吾、反町に向かい。 襲い掛かる。)

バン ババババッ!

(銃声が響き、土煙を上げ。
男たちがぶつかり合い。)

(停車した車に衝突し、窓ガラスが砕けた。)

「おめー、相手を見ろや。」

(翼は、軽々と相手の攻撃をかわし、
躊躇いなく、銃を放った。)

(白竜は、ナイフで襲い来る相手に、
素手で向かい。 強靭な筋力で、
相手の身体を打ち壊した。)

ビュッ!



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