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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】

Chapter104 『風の声』 104-188


トッ トッ

「青木。 海外の、“横濱”殿に、報告を。」

「報酬は、ここへ。」

(滝川は、去り際。 秘書に指示を出し。
国会議事堂の窓辺から。)

(遠く、“風見市”の方角を見上げた。)

「また、世話になることもあろう。」

***

ガタッ・・ ガタタッ・・

(滝川のもとを去った、石垣は。)

(側近に支えられ、執務室へと続く、廊下を下っていた。)

『魔物と手を組むのか!』

『この国を亡ぼす、能力者共と。』

『反逆者め。』

(石垣の怒りは深く、
魂を孤独に。 深く、呪いに沈み込ませた。)

***

ピカッ ゴロロ・・

(遠く離れた、第四国の上には。 厚い雲が、垂れこめていた。)



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