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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】
Chapter104 『風の声』 104-212
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(夏樹が戻って来たことと。
青葉を見送ることで。)
(屋敷には、多くの人が集っていた。)
(皆は、夏樹を励ましたいと、
夏樹の傍に居た。)
(夏樹もまた、皆を心配させたくなかった。)
カタンッ
(身体を休めるため、早く眠りについたことで。
夏樹は。 まだ、日の昇らない。)
(夜中に目を覚ました。)
「ん・・。」
(夏樹は、痛む身体を起こし。
そっと、ベッドから起き出した。)
(窓の外は、まだ、暗い。)
(レースのカーテンから見える、外は、
夜の影を落としていた。)
「(痛っ・・)」
(夏樹の四肢の傷は、まだ痛み。
紺色の瞳が。 両腕に巻かれた、包帯を見つめた。)
(その先の、両手を。 閉じたり、開いたりしてみる。)
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