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Novel ストーリー【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 夏樹の物語】

Chapter15 『百聞は一見にしかず』 15-6


(三笠は、誠司が何を言っているのか。 意味不明だった。)

「は?」

『能力・・? 風を操る・・? 空間移動・・?』

「どうかしてます・・。」

(誠司の話に、今度は三笠がついて行けなかった。)

(誠司は、微笑み。 手元のサーバーから、
コーヒーを入れた。)

「どうぞ。」

「すっ・・、すみませんっ。」

(三笠は、コーヒーを一息に飲んだ。)

「(ごくっ。 ごくっ。)」

「・・ふぅ〜。」

「市長・・、そんな絵空事。 誰が信じるというのですか?」

「噂に過ぎませんよっ。」

(コーヒーを片手に、誠司を見上げた。)

「そうですね・・、噂だけなのは当然です。

FOTは、国家機密組織ですから。 もし、出会ったり。 事情を知っている者が

いたとしても、誰も話してくれるはずはありません。」



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