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Novel ストーリー【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 夏樹の物語】

Chapter17 『面影』 17-7


「この者たちが、街を守るなど、

信用なりますかっ?」

「三笠さん。」

(誠司は制止したが、聞かずに反論した。)

「こっちの・・っ、大柄な方はまだしも・・。」

「こっちは・・、どう見ても小学生じゃありませんかっ!?」

(三笠は、紅茶を出す事も忘れ、
艶を指さした。)

「能力者? この少女が・・?」

「市長っ、騙されておりますぞっ。」

(艶の黒い瞳が。 煌めいた。)

「おい、艶姫。」

(剛は、嫌な予感がした。)

「・・言わせておけば・・。」

(艶の小さな怒りの声に、三笠は気づかない。)

「こんな連中にっ、何が出来るというのですかっ!」

チリッ・・

(艶の黒い瞳に、赤い揺らめきが見える。)

「姫・・!」



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