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Novel ストーリー【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 夏樹の物語】

Chapter18 『刷り込み』 18-12


(菖蒲を睨んだが。 もう時は、遅い様だった。)

「刷り込み。 で、ございます。」

(橘は、満面の笑みで微笑んだ。)

「・・! 僕は・・、嫌だ。」

「これを連れて、歩いていたら・・。

ますます目立つじゃないか・・っ。」

(夏樹は苦悶して、頭を抱えた。)

「・・かわいいね〜・・、夏っちゃ〜ん・・。」

(眠っていた白の毛布の上に、
黄色いひよこが、舞い降りた。)







『刷り込み』
Chapter18 End

Fragment of Time・・・時の欠片の道しるべ



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