HOMENovel

Novel ストーリー【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 夏樹の物語】

Chapter20 『迷子』 20-14


ガチャッ

(夏樹はリムジンのドアを開いた。)

トッ

(スニーカーの足が、小町通りに降り立つ。)

「夏樹様、私が行きます。」

(菖蒲は、運転席から振り返った。)

「ははっ、良いよ。

まだ、食べてるだろう。」

「今度は、交代だ。

少し歩いてくる。」

(夏樹は微笑み、ドアを閉めると。

路地を出て、メイン通りの方へ歩き始めた。)







『迷子』
Chapter20 End

Fragment of Time・・・時の欠片の道しるべ



『 Chapter21へ 』 『 前ページへ 』
このページのトップへ