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Novel ストーリー【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 夏樹の物語】

Chapter26 『予感』 26-5


「そうねv 双子だからv」

(千波は明るく微笑む。)

「でもっ!

戦闘中だけはダメですっ。」

「どんな事が起こるか、

分からないのですから。」

(千波は、少しも気にせず、笑った。)

「夏樹が、がんばっている時には

寄り添っていたいの。」

「応援してあげたいんだv」

「それくらいしか、出来ないでしょう?v」

「わたしには、皆の様な力はないけれど。

応援することは、出来るものv」

「あとは、美味しいご飯とあったかい部屋を用意して

待ったりね♪」

(メイは、まだ洗濯カゴを抱えてうつむいていた。)

「でも・・。 千波様っ。」

(千波は、洗濯カゴの片方の取っ手に。 手を差し伸べた。)



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