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Novel ストーリー【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 夏樹の物語】

Chapter27 『我がまま』 27-17


「『F・O・T』」

(驚き、言葉を無くしている静乃に。 蒲公英が
丁寧に、ロゴを読みあげた。)

「・・・?」

「んん〜?」

「しずのっち先生〜。

エフ・オー・ティーって、なぁに??」

(明るい、大きな茶色の瞳に見つめられ、
静乃は、その場に固まっていた。)

『・・大変っ・・!』

「・・数馬くん。

分室の中に、入るなんて・・。

これって、けっこうな

機密違反よ。」

(静乃の言葉に、数馬が固まった。)

「げっ・・!」







『我がまま』
Chapter27 End

Fragment of Time・・・時の欠片の道しるべ



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