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Novel ストーリー【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 夏樹の物語】
Chapter28 『姉弟』 28-14
メイさん。 心配させてごめん。
僕は大丈夫だから。」
(そう言って、微笑んだ事が、メイには反って良くなかった。)
「ああ・・っ。
夏樹様・・っ!」
ピシューッ
ガコンッ・・
(メイは、赤らんだ頬から。 微かに蒸気を上げ、
そのまま後ろに卒倒した。)
「きゃあっ。」
ガチャンッ
(千波が支える間もなく。
メイは、金属音をたて、白い湯気と共に。 すっかり目を回してしまった。)
「ああ・・。
蒸気が引いたら、少し。
油を注してあげた方が良いかもしれないな。」
「そうですね。」
(普段、そんなに気にしてはいないが。
オーバーヒートしたメイを見て、夏樹と菖蒲の二人は、
メイがアンドロイドだと。 改めて実感した。)
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