HOMENovel

Novel ストーリー【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 夏樹の物語】

Chapter32 『柔軟』 32-18


「・・初対面で、夕飯に誘われた。」

「くすっ、夏樹様。

ですが、こちらのご家族だけに注意を払えば良い訳ですから、

大きなアパートより良いかもしれませんね。」

「そうかな・・?」

(夏樹は、二人が去った廊下から視線を移し。
菖蒲を見つめた。)

「僕は、もうすでに、ついて行けてない様な気がするよ。」

「相当柔軟な親子だよな?」

「そうですね。」

(菖蒲は微笑んだ。)







『柔軟』
Chapter32 End

Fragment of Time・・・時の欠片の道しるべ



『 Chapter33へ 』 『 前ページへ 』
このページのトップへ