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Novel ストーリー【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 夏樹の物語】

Chapter40 『いただきます。』 40-15


『!』

「私も、聖さんのお友達なの。」

「昔お世話になったのよ。」

「きっとお元気にしてらっしゃるんでしょうね?

またお会いしたいわ。」

「FOTの皆さまにも、いつかお会いできれば嬉しいんだけれど。」

(夏樹は、それを聞いて言葉を無くした。)

「・・っ、すみません!」

(桜に頭を下げる。)

「昨日、とっさに。

あんな嘘を・・。」

(夏樹は、昨夜の事を思い出し、気まずさに顔を赤らめた。)

『恥ずかし過ぎる・・。

そうなら、早く言ってくれ・・っ。///』

「うふふっ。

ごめんなさい。 夏樹君があんまり一生懸命だったから、

言い出せなかったの。」

(桜は微笑んだ。)



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