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Novel ストーリー【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 夏樹の物語】

Chapter40 『いただきます。』 40-16


「・・・っ。」

「聖のやつ・・っ!///」

「知ってて、僕をここへ・・。」

『どうしてなんだ・・?

どうして、いつも。 あいつは肝心な事を言わないっ!///』

(夏樹が何やら苦悶している様子を、
紫苑は面白そうに隣で見つめていた。)

「夏樹くん。 食べよ?」

(夏樹は、紫苑の笑顔に振り向き。
改めて、テーブルを囲む皆を見た。)

(誠司は、夏樹に微笑んだ。)

「ようこそ。

snow dropへ。」

「さぁ、頂こう?」

(夏樹は、自分を笑顔で見つめる4人を、
不思議な気持ちで見つめ返した。)

「お世話になります。」

(目の前には、温かな朝食が並び。
小さなテーブルを囲む。 家族団らんの中に、夏樹は居た。)

「「いただきます。」」



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