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Novel ストーリー【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 夏樹の物語】

Chapter40 『いただきます。』 40-17


(夏樹と、皆の声が重なった。)

(聖の屋敷の、大きなホールダイニングで迎える朝と。
まったく違う朝の景色が、そこにはあった。)

「おいしいね?」

「ああ・・、うん。」

(紫苑は微笑み、夏樹は、冷たいサラダを頬張った。)

(誠司が、蒲公英の口元を拭く様子を見ながら。
桜と誠司が、今日の予定や、今夜何が食べたいかなど。 楽しげに話す様子を
眺めながら。)

(夏樹は、いつもと違った日々が。
始まるのを感じた。)







『いただきます。』
Chapter40 End

Fragment of Time・・・時の欠片の道しるべ



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