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Novel ストーリー【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 夏樹の物語】
Chapter47 『横顔』 47-12
(菖蒲の返事を聞くと。
夏樹は、微笑み。 再び視線を上空に戻した。)
『夏樹様・・。』
(明るい光を受け、辺りの氷の粒が光っている。)
(再び視線を闇へと向けた夏樹の横顔に。
小さな光が反射した。)
『どうしてでしょうか・・?』
(夏樹の横顔を見つめ、菖蒲は、不思議な思いに包まれていた。)
(それは、時折、菖蒲の中に湧き起こる思いだった。)
(自分の主人だから。 それだけではなく。
なぜか、夏樹が、他の人々からも敬われる存在であるように
菖蒲には感じられた。)
(菖蒲は、夏樹の内側に持つ。 不思議な、何か大きな力を、間近に見た気がした。)
『横顔』
Chapter47 End
Fragment of Time・・・時の欠片の道しるべ
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