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Novel ストーリー【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 夏樹の物語】
Chapter50 『ランチタイム』 50-11
(数馬は、制服のあちこちに留めたバッジが、鳴る程。 その場で飛び跳ねた。)
「いや、数馬・・。
まだ引っ越したばかりだから。」
(夏樹が、なだめようとしたが。 数馬は聞いていなかった。)
「オレもっ! オレも、ちびんとこに行くっ!」
「おいおい、数馬・・。」
(夏樹は困ったが、蒲公英は快く返事した。)
「うん! いいよ〜っ!」
「数馬くんもっ、遊びにきて!
おとまりできるよっ。」
「うっ・・。」
(夏樹は絶句した。)
「いやった〜!!///」
(数馬は、飛び跳ねて喜んだ。)
「・・やれやれ。」
「二人とも、食べようか? 数馬。
千波ちゃんのお弁当は、美味しいから。 残さずに食べないとな。」
(夏樹は、微笑みながら、数馬の左隣の小さな階段に腰を下ろした。)
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