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Novel ストーリー【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 夏樹の物語】

Chapter50 『ランチタイム』 50-12


「お兄ちゃんにも、あげる〜っ。」

「ん?」

「ははっ、ありがとう。」

(蒲公英は、小さな階段からちょこんと下りると。
夏樹のお弁当の上に、さくらんぼを置いた。)

「うわ〜っ! お兄ちゃんと、数馬くんのおべんとう、おいしそうだね〜っ。」

「うん。 千波ちゃんは、料理上手だからね。

桜さんのご飯も、美味しかったな。」

「うんっ! ママ、おりょうりじょうずだよっ。」

「ああ〜っ、ママったら。 たんぽぽにトマト2つも入れた〜。」

「はい! お兄ちゃん。 トマトもあげるっ。」

(蒲公英は、ミニトマトを夏樹のお弁当に添えた。)

「あ・・ははっ。

じゃあ、好きなものを食べて良いよ。」

(夏樹は、千波の作った、カラフルなお弁当を蒲公英に差し出した。)

「ほんとっ! うう〜ん・・、なら、たんぽぽは〜っ。

これっ。」

(蒲公英は、卵焼きをひとつ取って食べた。)

「(ぱくっ)おいしい〜っ!」



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