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Novel ストーリー【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 夏樹の物語】
Chapter59 『戦闘服』 59-2
「わぁっ！」
（数馬は思わず立ち上がり、画面に見入った。）
（白い指先が素早くボタンを操作し、勇者数馬の剣が、ドラゴンを捉え。）
ピピッ
ゴオーンッ・・！
（魔法の剣から放たれた青い炎が、ドラゴンを倒した。）
ゴワワワワーッ
「！ わあああ〜っ！」
「やった〜っ！ 夏っちゃ〜んっ！！///」
「オレっ、オレ・・！ これぜ〜んぜんっ、出来なかった！ オレ〜っ！」
（数馬は、飛び上がって。 夏樹に抱きついた。）
「わっ。 あははっ。 分かったって数馬。」
（夏樹は微笑み、飛び跳ねている数馬の肩をたたいた。）
「もう一回！ もう一回〜っ！」
（数馬の目はもう、キラキラと輝いていた。 隣で蒲公英の目はうるんでいた。）
「ええ〜っ、数馬くん・・これっ・・こわいもん〜。///」
「あ、ああ。 そうだよな。 女の子には楽しくないかな？
何して遊ぼうか？」
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