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Novel ストーリー【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 夏樹の物語】
Chapter66 『写真』 66-1
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「夏っちゃん、夏っちゃん・・!
夏っちゃん、夏っちゃんっ!」
「ぜったいヤバいって!」
(日曜日の朝。 一番に押しかけた数馬は、snow drop 1階の、
洗濯機の前で、夏樹に詰め寄っていた。)
「あははっ。」
「何が、やばいって? 数馬?」
(夏樹は、微笑み。 腕まくりをしながら、洗濯が終わったばかりの、
良い香りのする衣類を。 洗濯機の中から、取り出した。)
バササッ
(洗濯カゴに順に詰め込みながら、夏樹が真剣に聞いてくれる様子を見せないので、
数馬は、すっかり腹を立てていた。)
「夏っちゃんも聞いてくれないのーっ?」
「ぜ〜ったいっ! 敵ののうりょくしゃだってばっ!///」
(興奮した様子で、飛び跳ねる数馬に微笑みながら、
夏樹はカゴを持ち上げた。)
「よっと・・。
あのな、数馬。 昨日、聖に話したんだろう?」
「うん!」
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