HOMENovel

Novel ストーリー【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 夏樹の物語】

Chapter66 『写真』 66-13


「あ、千波ちゃん!」

(紫苑は、1階の倉庫に使っている一部屋から。 何やら小さな荷物をいくつか抱え。
戻って来たところだった。)

(紫苑は、千波を見て、期待に顔を輝かせた。)

「あのっ・・、それで?///」

「ごめん〜v ぜんぜん無かったの。」

(千波の言葉に、紫苑は肩を落とした。)

「そう、ううんっ。 良いの!

無理言ってごめんなさい。」

「思い出しながら、やってみるから。」

(そう言って、紫苑は微笑んでいたが。 千波はなんとか、力になれないかと
思っていた。)

「写真より、実物の方がいいと思うんだけど?v」

(紫苑はドキッとした。)

「えっ!///」

「でもv あの子、見られるのあんまり好きじゃないからな〜v」

(それを聞いて、紫苑はぷるぷると顔を振った。)

「ううんっ!/// いいの。 それはっ、わたしも緊張しちゃうから・・///」

「ふふっv そ〜う?v」



『 次ページへ 』 『 前ページへ 』
このページのトップへ