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Novel ストーリー【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 夏樹の物語】
Chapter76 『青い鼓動』 76-18
(側で見ると、立体的に見える一粒一粒が、多彩な青が混ざる。
紫苑の一筆一筆を感じさせた。 粒は集まり、深い紺色となり。
眩い夜空の中に、一人の少年を浮かび上がらせている。)
「ほんものの、ようじゃ。」
(艶は、間近でいつも目にする。 夏樹の白い腕を画面に見た。)
(少しくせづく深い紺色の前髪の奥で、煌めく紺色の瞳は、
生きている様だった。)
「星空の中におる・・。」
「ふむ。 ちょっと、良く描き過ぎかのぅ?」
『一筆、一筆から、伝わるようじゃ・・。///』
『まったく・・。///』
(艶は思わず、顔を赤らめ。 うつむいた。)
(白は面白そうに微笑み。 艶の言おうとした言葉を言った。)
「バレバレだね〜・・。」
「夏っちゃんが〜・・、能力者だってこと〜・・。」
(艶はむっとして、わずかに顔を上げた。)
「そっちか!?///」
「くすくすくすっ。」
(白は笑った。)
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