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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】

Chapter79 『太陽と月(太陽)』 79-9


「うわっ・・!」

バシャシャシャッ・・

「水道管か?」

『黒い水・・。』

バャッ・・バシャシャッ・・

(水柱は始め小さく見えたが、ソラが瞬きした次の瞬間
驚異的に水量を上げた。)

ゴワッ・・!

『・・・っ!』

バキッ ドォォォーンッ!

「うっ・・!」

(激しく、黒い水は床板を打ち破り、テーブルごと、上に乗った
夕食をこなごなにまき散らし。 居間の天井まで噴き上げ、屋根を突き破った。)

バキバキバキバキッ

『・・・っ!』

「あ・・・。 あ・・。」

(ソラは、茫然と仁王立ちし。 無くなった、居間の天井を見上げた。)

「おい・・。 おいおい、うそだろ。」

「あ〜、あれだ。 わかった。 夢だ、俺まだ寝ぼけてる。」



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