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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】

Chapter82 『《おみそしる》』 82-5


「帰らなくていいもんっ。」

(ソラには、ミイの気持ちが分らなかった。)

「・・はぁっ?」

「このまま怖いままで居たいのかよ?」

「/// ちがうけどっ;;」

「ソラと、同じが良かったのっ。」

(水色の瞳が、ミイの気持ちを探ろうと、揺れた。)

「・・、それで。 同じ様なところに住んでたんだろ?」

「向かいの。 一軒家だった。」

(ミイの瞳が、潤み、きらきらと揺れた。)

『なんで、わかんないのよっ!///』

「ピュアちゃんには協力するけどっ。」

「ここで、ソラと高校生するっ!」

(ミイは、決意も固く。 言い放った。)

「なっ、お前っ! ピュアが魔法使いだとか、そこまで話信じといて。

なんで、そこはゆずれね〜んだよっ。」

「/// いいよっ。 わたしが、お姫さまならっ。

そっちの世界に行ってもいいよ。」



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