HOMENovel

Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】

Chapter86 『理由』 86-10


「ふわ〜ぁ。 朝めしでも、作るか。」

(聞いて、突然、ガバッとミイが布団から跳ね起きた。)

「ごはんっ♪v ソラが作ってくれるのっ!?///」

「お前っ、早っ!///; 今、寝言いってただろ〜っ。」

「うふふっv おはようございますですv ミイさまっv」

「おはよっ! ピュアちゃん。 今日、一緒にがっこう行く?」

(ミイはソラに背中から、ひっつきながら、後ろからついて来るピュアに振り向いた。)

「良いんですかっ!///v はいです〜v」

「・・良いわけね〜だろ。」

「おなかへった〜っ♪」

「わっ、やめろ・・っ、ひっぱるな。 脱げる・・;」

(3人は揉み合いながら、狭く小さな台所に入った。)

「卵あったかな?」

ガチャッ

(ソラは冷蔵庫を開け、中から卵を3つ、新鮮なトマトや、レタスを取り出し。
まな板の上に乗せた。)

バサッ シャキッ

(大きな両手が、豪華にレタスをちぎるのを、ミイは身を乗り出して見つめた。)



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