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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】

Chapter86 『理由』 86-23


「ん〜・・、であればって・・、思っているところだ。」

「ちょっと、必要にかられてる。」

「? ・・教えてできるものじゃないような気がするけど・・。」

(それを聞いて、ソラは頭を抱えた。)

「やっぱりっ!? だよな〜///; そうかと思ったんだけどよ。」

「ミイがお前のこと、気にしてたし。 俺の目的としても、

闇を無くさなきゃいけねーんだけど。」

「今のところ、何も出来てないわけで。」

(何やら、悩み相談になってきそうな気配に、夏樹は笑った。)

「くすっ、聖の創り出した異空間に。 誰にも気づかれずに入れるなんて、

それだけで十分すごいんだけど。」

「君じゃないみたいだな。」

「異空間に入っても、気づかれない能力者が他にもいる。

君がその人かと思って。」

「少し警戒していたんだ。」

「FOTに関わるのは、得策じゃない。

けど、個人的になら。」

「力になるよ。」



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