HOMENovel

Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】

Chapter87 『決行』 87-10


「snow dropに、7時に!」

(4人は、顔を見合わせ、微笑んだ。)

「「うん!」」

「ラジャ〜っ!」

***

『・・、もしも・・。

いることが、原因なら。 いつも以上に校内で、

闇化が起こってもおかしくないだろう。』

「午後はずっと、校内に居た。」

『気になるのは、力を使う時の。 結界内の変化だ。』

『だとしたら、国の人たちは・・、僕が。

力を使う瞬間を追いかけてるのかもしれない・・。』

「何が原因なんだ?」

「・・力を使わなくとも。 いくつかの場所で今日も闇化は起こっていた。」

「僕に関係しているんだろうか・・。」

「今まで、考えたことなかったけれど、欠片を取りだすことは、

その人に、害を与えないんだろうか・・?」

「闇だけじゃなく、欠片には何か力があるんだ。 国の人たちが、欲しがるような・・。」



『 次ページへ 』 『 前ページへ 』
このページのトップへ