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Novel 【* Fragment of Time * 時の欠片の道しるべ * 空と夏樹の物語】

Chapter87 『決行』 87-19


(言いながらミイは、赤茶色の瞳で、瞬き。 小さな指先で、
綺麗な石のブレスレットの傍に置かれた、プレートの文字を読み上げた。)

「この2つの組み合わせの意味は・・。」

『行くべき道を導く。』

『アイオライトには、鎮める力がある・・。 アパタイトには、絆を強め、

引き寄せる力が。』

だって。」

「きれ〜っ!」

「・・買わない。」

(ソラはわざと表情を硬くして、目を細めてミイを見た。)

「(ぶ〜っ)/// 王子さまでしょっ!」

「; そんな時だけ、王子さま言うなよっ。」

「王子さま、今節約生活中なの・・。」

(微笑み言いながら、二人を連れて、ソラはアクセサリーショップを後にした。)

「エアリエルでも、魔法に石を使うことがあるですよv」

「時の欠片も、魔力を吸い込んだ石ですし。」

「そう! ミイさまっ、身につけていらっしゃいませんか?v

エアリエルにいた頃、ソラさまが買ってくださった魔石・・v」

「首に掛けて、身につけていらっしゃったはずです。」



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